真っ赤なほおずきをみると、「今年も夏がきたなっ!」って気がします。
日本の夏といえば「蚊取り線香」と「ほうおずき」でしょうか?(笑)
ほおずきといえば、浅草って言うくらいに有名なほおずき市は今年も開催されます。
普段は雷門から仲見せをぶらぶらして、浅草寺の本堂までいかずに引き返すことも多いのではないでしょうか?
ですが、この2日間は本堂まで足を運んで、ゆっくりほおずきを楽しみたいものです。
ほおずき市を楽しむためには日程や時間、浅草寺について多少知っておいたほうがより楽しめますので
一緒に見ていくことにしましょう。
ちなみに、浅草寺の読み方は「あさくさでら」ではなく「せんそうじ」と読みます。
2016年浅草ほおずき市日程は?
日時:
- 7月9日(土)、10日(日)の2日間
- 浅草寺境内
- 午前8時頃~午後9時頃まで
雷門から仲見世を通り、本堂の境内でほおずき市が開催されています。
この日ばかりは境内も露天が並び大いに賑わいます。
浅草、ほおずき市の開催日は毎年7月9日と10日の2日間と決まっていて、今年は土、日なので平年より混雑が予想されます。
ほおずき市で知ってると楽しくなる知識とは?
ほおずきには食用、観賞用の2種類あり、薬草のほおずきは観賞用のほおずきに属します。
咳や喉の痛み、むくみ等に効果があると言われています。
注目するのは食用のほおずきです。
ほおずき=日本とイメージがありますが、実は原産国は中南米で古くから栽培されていました。
中南米といえばトマトが有名ですね。
なんと、そのトマトよりも古くからある食べ物だったようです。
また、食用ほおずきは、栄養価が高く美容にも効果的とのことから美容業界からも注目されています。
特に私たちの体内にもあるイノシトール成分は、別名「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれ、名前からもわかるように、コレステロールを下げ、体脂肪をおさえる働きをします。
それに加え、体の神経機能を正常な状態に保つ働きもあり、ある意味スーパーフードとも呼ばれたりします。
美容的には、美白、シワや、たるみ改善に効果があるようです。
食用、観賞用だけでなく昔から子供のおもちゃとしても知られています。
そう言えば、私も昔おばあちゃんから教わって真っ赤なほおずきを、よく揉んでつまようじで中身を出して、空気を入れ手の上で風船代わりにして遊んだ記憶があります。
ほおずきを笛にする動画がありましたので紹介します。
ほおずきを鳴らしてみよう!
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浅草寺で授与できる特別なお札とは?
毎年恒例、ほおずき市開催の7月9日と10日には「雷除け」のお札が授与されます。
この雷除けお札とは、元々はほおずきではなく、赤とうもろこしでした。
江戸時代、激しい雷の日に、ある家だけ雷を受けずに済んだ家がありました。
よく見てみると、その家の縁側に赤とうもろこしが吊るしてあったのです。
このことが始まりで、赤とうもろこしを吊るしておけば雷に打たれないとの噂が広まり吊るすようになったとのことです。
その後、不作の時期があって、赤とうもろこしが入手困難になりました。
しかし、どうしても欲しいとの要望があり、それならと、浅草寺四万六千日のご縁日にお札を授与されるようになったのがはじまりです。
このお札は浅草寺の縁起物ですから、ほおずき市に行った際は是非いただきましょう。
まとめ
2016年の浅草寺ほおずき市は7月9日(土)10日(日)の2日間。
午前8時頃~午後9時頃まで。
ほおずきは、鉢物2,500円、枝もの1,000円。
尚、価格協定の為どこも同じ価格です。(のはずです)
値切り可能ですので遠慮なく言ってみましょう。
これも縁日の楽しみのひとつです。
ほおずきは食用、観賞用があります。
食用は栄養価が高く生活習慣病の予防、また美容にも効果あり!
雷除けのお札が2日間限定で授与できます。
以上、2016年浅草寺でのほおずき市を楽しむためのヒントを書いてみました。
いかがだったでしょうか?参考になれば嬉しいです。
今年の夏は、いつもと一味違う夏を、大いに楽しみたいものですね♪
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