結婚式で上映する定番といえば、新郎新婦の生い立ちビデオでした。
しかし、最近では「生い立ちビデオ」に加え、自作の「エンドロール」を上映するカップルが増えています。
エンドロールを作る過程で、つまずくとしたら・・・
- どんなソフトを使って、どのように作るかわからない。
- 写真とお気に入りの音楽を使って、とりあえずは作れるが、ロールの仕方がわからない。
- 選んだ曲と写真の見せ方がおかしい。
- ゲスト名やコメントをどのような順序にした方がいいのか?。
- 作る気になれば作れるが、仕事柄どうしても時間がない!
このようなところではないでしょうか?
もし、そうだとしたらご安心下さい。^^
すべて解決できます!
エンドロールでのゲストの順序はどうすれば?
今回は上記4の「ゲスト名やコメントをどのような順序にした方がいいのか?」人向けに書いてみまることにします。
なぜ、4番にしたかというと、以前勤めていた会社でこの相談が一番多かったからなのです。
実はわたくし、以前映像制作の会社でブライダルの演出映像を作っていました。^^
演出映像というのは、具体的には、
- オープニングムービー
- プロフィールムービー(生い立ちビデオ)
- エンドロール
- サプライズムービー
- 撮って出し(当日撮影、当日編集、当日上映、いわゆるライブエンドロール)
などなど、披露宴で上映する映像をいいます。
もちろんエンドロールもかなりの数を作らせて頂きました。
お客様との打ち合わせ時、ゲスト名の並びやコメントで悩まれてるカップルが多かったんですね。
なので、この悩みを取り上げてみました。
エンドロールの作成手順
ということで、まずはコメント、ゲスト名など、どのような順番にするか説明いたします。
- 冒頭の挨拶 (静止でもよい)
- 二人の名前 (静止でもよい)
- 新郎側主賓 (ロールはじまり)
- 新郎側会社関係
- 新郎側友人
- 新郎側親族
- 新郎兄弟
- 新婦側主賓
- 新婦側会社関係
- 新婦側友人
- 新婦側親族
- 新婦兄弟
- 新郎、新婦両親
- スペシャルサンクスがいれば
- 会場・スタッフの皆様
- プランナー◯◯様
- ・・・
- 締めの言葉
一般的に、この様な順序で作成します。
と、いってもここでもまた問題が出てきます。^^;
たとえば・・・
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このような問題でしたら、解決できますのでこのまま読み進めて下さい。
では、順を追って説明します。
冒頭と締めの挨拶どうする?
冒頭の挨拶の例
本日はご多用中 私たちの結婚式にご列席頂きまして 誠にありがとうございます |
締めの言葉の例
今日この日の想いを胸に 2×××年×月×日 太郎 花子 |
冒頭の言葉は簡潔にします。
締めの言葉は、感謝、決意などを表す言葉にすればいいです。
ゲストにコメントを添えたい!
一人ひとりにコメントを添えたい気持ちは分かりますが、私はあまりおすすめしません。
なぜかというと、文字だらけになって、見づらくなってしまうからです。
エンドロールはゲスト名の後には写真なり動画が映し出されますよね。
人は動くものにまず目がいきます。
その後、写真なりバックの映像を見ます。
エンドロールを見ているゲストの目の動きは、まずゲスト名やコメントをみて、自分の名前確認したら、あとは写真(映像)に目が行きます。
他人様の名前やコメントは注意深く見ません。
ということは、他のゲストのコメントは目障りになる場合もあります。
ただし、ひとりひとりのコメントは控えた方が無難ですが、グループごとのコメントはアリだと思います。
思うというより、そうしたほうがいいでしょう♪
たとえばこんな感じですね。
ご祝辞ありがとうございました
◯◯◯◯様←新郎側
◯◯◯◯様←新婦側
乾杯のご発声ありがとうございました
◯◯◯◯様
友人スピーチありがとう!
◯◯◯◯様←新郎側
◯◯◯◯様←新婦側
余興楽しかったです♪
◯◯◯◯様
◯◯◯◯様
ご出席いただきありがとうございました
◯◯◯◯様 (新郎会社関係グループ)
◯◯◯◯様
・
・
またみんなで飲みに行きましょう!(新郎友人グループ)
・
・
・
ご出席いただきありがとうございました。(新郎親戚グループ)
じいちゃん、ばあちゃん長生きしてネ♪
◯◯◯◯様
◯◯◯◯様
新郎と区分するため間をすこし開けて
ご出席いただきありがとうございました
◯◯◯◯様 (新婦会社関係グループ)
◯◯◯◯様
・
・
以下新郎と同じ
お父さん、お母さん今までありがとう!
感謝の気持ちでいっぱいです
◯◯◯◯様 (新郎父)
◯◯◯◯様 (新郎母)
◯◯◯◯様 (新婦父)
◯◯◯◯様 (新婦母)
special thanks
わがままばかり言ってごめんなさい
おかげでステキな結婚式になりました感謝です
プランナー◯◯様
◯◯会場のスタッフ一同様
コメントで注意する点は、あまり長くならないようにすることです。
それと敬称ですが、小学生までなら「くん」、「ちゃん」がいいでしょう。
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ロールの文字の大きさは?
映像全体横幅(16:9)の3分の1程度が目安です。
文字は、細いとチラつきますので見やすい太さの文字を選びましょう。
明朝体より、ゴシック体のほうが見やすいですよ。
色は白が基本です。
ゲスト名をどのような順に並べたらいいの?
会社関係の並びは地位の高い順です。
会社関係
社長→副社長→専務→常務→部長→次長→課長
その他の関係者
判断がつかない場合は、年上の方が先にしたほうがいいでしょう。
友人
ここはあまりこだわらなくてもいいでしょう。
親戚
このグループは、できれば両親に聞いて順番を決めたほうがいいです。
中にはシビアな親戚もいますので・・・。^^;
親兄弟に「様」はつけるべき?
これを悩まれるカップルは多いです。
親兄弟の敬称は、付けても付けなくても、どちらでも間違いではありません。
急に出席できなくなった人はどうする?
この場合は、ロールに名前を入れておいて差し支えないです。
しかし、この逆はダメです。
逆というのは、出席してるにもかかわらず、名前がない場合です。
ここは念入りにチェックして下さい。
グループ別の分け方もいろいろあって、上記のような分け方と、テーブル別に分ける方法があります。
順番は上で説明した場合と同じです。
会社関係が最初で、間違っても友人や親戚は最初にはきません。
ロールスピードに注意
1曲まるまる使うようでしたら、イントロでは「冒頭の挨拶」「二人の名前」歌が始まったら下からロール開始です。
曲のエンディング間近で「締めの言葉」が来るようにロールスピードを調整します。
あまりロールが早いと読めませんので、ゆっくり流れるように作るのがコツです。
なお、「句読点」は、お祝い事では使用しない方が多いです。
なぜかというと、句読点は「区切る」意味にとられ、あまり縁起がいいものとされないためです。
しかし、現在では、気にしないで使用する人も多いです。
なので、そのあたりは新郎新婦と相談し判断してくださいね。
「ご多忙中」→「ご多用中」も同じです。
まとめ
- エンドロールのゲスト名は会社関係から始まるように。
- 冒頭と締めの言葉を入れたほうが良い。(思いを素直に入れる)
- コメントは短くまとめること。
- 親、兄弟の敬称はつけてもつけなくてもどちらでも良い。
- 急に参加できなかった人の名前は、そのままでもよい。
- しかし、逆は失礼にあたるのでNG!念入りにチェック。
- ロールスピードに注意
以上、エンドロールのゲスト名、コメントの書き方について、私の経験を元に書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
ステキなエンドロールを作って上映出来ることを心から願っています♪
時間的にどうしてもできない場合は、上の「お問い合わせフォーム」から直接相談ください。
格安で私が代わりにお作りしますよ。
納期、価格を知りたい方もお気軽にどうぞ。^^
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