私はもともと敏感肌でシャンプーも刺激の少ないアミノ酸シャンプーを使っていました。
シャンプー自体はいいのですが、値段が高いのが悩みのタネでした。
シャンプーに3000円以上かけるのはどうなんでしょうね?これくらいは普通でしょうか?
アミノ酸シャンプーで、もっと安いのはないのかと探していました。
そこで目に止まったのが「ちふれ」アミノ酸シャンプー。
200mLですが、500円とお手頃です。
あまりの安さにアミノ酸シャンプーと謳っているが、実際成分に違いがあるのでは?と思い成分も調べてみました。
アミノ酸シャンプーの成分表記の見方に注意!
容器やパッケージに書いてある全成分表記は、シャンプーに限らず多いものから順に書かれています。
たとえは、ちふれアミノシャンプーの場合
水 ,ココイルグルタミン酸TEA, PEG-3コカミド, セテアレス-60ミリスチルグリコール,ラウリルベタイン,ココアンホ酢酸Na,ラウロイル加水分解シルクNa,ポリクオタニウム-10,グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド,ラベンダー油,メチルパラベン
この成分表記でいえば、一番多い成分が、「水」次に「ココイルグルタミン酸TEA」「 PEG-3コカミド」と続きます。
アミノ酸シャンプーと言われるには、ココイルグルタミン酸・ラウリル酸・ミリスチン酸等が代表的な成分で、これら含むものをアミノ酸シャンプーと読んでいます。
少なくとも3番目以内にアミノ酸成分の表記があれば間違いはありません。
中には、成分表記の最後にアミノ酸成分の記載がある製品も見受けられます。
確かにアミノ酸シャンプーには間違いないのですが、効果は期待できません。
なお、1%未満の成分については表記の義務はありません。
上記でもわかるように、「ちふれ」は間違いなく、アミノ酸シャンプーです。
注意すべき成分
アミノ酸シャンプーの主要成分はおわかりいただけたと思います。
危険な成分も書いておきます。
似たような名前の成分で「ラウレス硫酸ナトリウム」「ラウリス硫酸ナトリウム」という成分があります。
この成分はアミノ酸シャンプーには入っていない成分で、とてもやっかい(危険)な成分です。
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ラウレス硫酸ナトリウム
合成界面活性剤で、洗浄力が高く不要な汚れだけでなく必要なものまで落としてしまう成分です。
頭皮が乾燥し、フケが多くなりパサパサな髪になってしまいます。
また、刺激が強いため敏感肌の人には腫れかゆみなどの症状が出る場合がありますので注意が必要です。
ラウリス硫酸ナトリウム
上記のラウレス硫酸ナトリウムよりさらに強力な洗浄力を持っています。
髪のトラブルの多くがこの成分によっておこるといっても過言ではないでしょう。
この2つの成分はアミノ酸シャンプーと謳われる商品には入っていないはずです。
普通のシリコンシャンプーと言われる商品に使われています。
シリコンといえば、この成分もよくありません。
シリコンとは髪にツヤを与えるためのみに使われます。
いわゆるコーティング剤です。
こればなぜダメかというと、傷んだ髪やダメージを受けた髪を補修して、自然なツヤを出すものではなく、単純にツヤだけを与えるための成分で、毛穴を詰まらせる原因になります。
ノンシリコンが人気なのはこのためです。
ラウレス硫酸ナトリウム・ラウリス硫酸ナトリウム・シリコンは人工的に作られた石油系化学物質で、コストをおさえるために使われます。
アミノ酸シャンプーが割高なのは、このような人工的な成分を使わず、自然成分を使っているためでもあります。
成分を学んだところで、「アミノ酸シャンプーの洗浄力は大丈夫なの?」といった疑問が出てくると思います。
シリコン系シャンプーに比べたら洗浄力はかなり低くなります。
ただし、刺激も少なく、敏感肌の人や子供でも安心して使用できるというメリットがあります。
もともと頭皮の汚れや皮脂は、完全に落とすよりも程々が良いと言われます。
夏や、汗を大量にかいた時は2度洗いしても頭皮を痛めることはありません。「ちふれ」はお手頃価格でも、れっきとしたアミノ酸シャンプーです。
洗ったあとのサラサラ感はあまりありませんが、泡立ちも思ったほど悪くなく、どちらかと言えばしっとりと仕上がるようです。
気になるようでしたら、「案ずるより産むが易し」と思って一度試されることをおすすめします。
早速私も使用してみます。
きっと期待を上回る効果が実感できることでしょう。
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