友人の結婚式ならいざ知らず、親族となると、どんな服装にするか悩みますよね。新郎新婦の親族は、友達の結婚式とは違うので、きちんとした格好でゲストをお迎えするよう心がけましょう。
時代は変わり、服装も格式ばった格好でなく、フレンドリーで良いのでは?と、思いがちですが、まず立場を考えてみましょう。
先にもいいましたが、親族といえばゲストをもてなす(迎える)側です。もてなすと言っても、夜のお仕事ではありませんので、そこのところはちゃんと理解して、品のある服装をしたいものです。
かと言って、留袖を着ればいいということではありませんよ。年齢や、独身、既婚、それぞれ相応の服装にすればいいのです。
それでは、ケース別に見てみることにしましょう。
親族で独身女性の場合
ワンピース等、洋装の場合は、赤などの派手なものではなく、シックで品のある色、紺、ベーシュ、ピンク、等を選びましょう。
スカートの丈は短めのものより、長めの方が品が増します。あとは胸元が極端に開いたものは避けるようにしましょう。
ちなみに洋装の場合、ストッキングは必須です。間違ってもナマ足はありえませんから気をつけてくださいね。
若い独身の方であれば、成人式に着た振り袖もいいでしょう。 あまり着る機会がないので絶好のチャンスかもですね^^
親族で既婚女性の場合
洋装の場合
アフタヌーンドレス、イブニングドレスなどがいいでしょう。色は派手にならずに抑え気味にするのがポイントです。
足元は、つま先の見えないものをチョイスしましょう。(独身女性の場合も同じです)
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和服の場合
和装には正礼装、準礼装と格付けがあります。
既婚の方の場合、五つ紋付き、三つ紋付き、一つ紋付がありますが、五つ紋付きが最高の礼服ですのでこれにすればまちがいありません。
黒以外の色留袖にも格付けがあります。これは覚えておきたいですね。五つ紋付きなら格は黒留袖と同等になりますので安心して着れます。
和服で参考になるサイトがありましたので紹介いたします。
【日本の着物の種類と格付け】
http://beads2000.com/beautifulwitch/?p=261
結婚式は、はじめて両家が揃う場所でもありますので、失礼のない服装がマナーです。
昔ほど拘らなくなりましたが、白は新婦が身につけるものなので白い服装は避けたほうがいい地域もあります。
和装、洋装の格付けに関しては、日本では和装の方が格付けとしては、上とみなす傾向にあります。
結婚式当日、新郎新婦の母親が洋装と和装に別れる場合もあります。
最近ではさほど気にしなくなりましたが、見る人によっては、違和感を覚える人もいますので、両家で事前に話し合っておいたほうが無難ですよ。
まとめ
- ワンピースなどの場合シックで品のいい物をチョイスする
- スカートの丈は長め
- ストッキングは必須
- 親族で既婚の場合はイブニングドレスでOK
- 日本では和装のほうが格付けとしては上
- 新郎、新婦の母親は服装について事前に話し合って揃えるのがベター
結婚式の親族が着る服装としては、派手にならず、かと言って地味にならない程度に、シックに品よくがポイントです。
自分らしさを演出しつつ、失礼のない服装を心がけてゲストを迎え、お二人の船出をお祝いしたいものですね。
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