今年2016年の秋のお彼岸は9月22日です。お彼岸といえば、彼岸花(ヒガンバナ)。
彼岸花ってどんな花かご存じですか?大体は想像つきますよね^^
今回は秋のお彼岸にちなんで、彼岸花とはどんな花なのか?また、花言葉はどんな言葉があるのか?について調べてみましたので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
お彼岸について
お彼岸には春彼岸と秋彼岸があるのはご存知の通りです。
それぞれ、春分の日と秋分の日を中心に前後3日間がお彼岸の期間になります。彼岸花は秋彼岸の9月中旬に赤い花を咲かせます。
2016年の秋彼岸は9月22日になりますので、19日が彼岸入り25日が彼岸明けということになります。ちなみに去年は9月23日が秋分の日なので、入が9月20日、明けが9月26日でした。
彼岸花とは
ヒガンバナ科
ヒガンバナ属
多年草
リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、マンジュシャカ )とも呼ばれます。
北は北海道から南は沖縄まで日本で広く分布しています。自然に生えたのもではなく、その昔、稲作が日本に伝えられた時に、彼岸花の球根が土に混ざっていて、それが広がったといわれています。
彼岸花の球根には有毒性があり、これを摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどい時は死に至ることさえもあります。
彼岸花は畦や土手、墓地などに多く見られますが、自然に生えたものではなく、農作物を荒らすモグラやネズミから守るためあえて毒性のある彼岸花を植えたと思われます。
墓地に多いのも昔は土葬が主でしたので、死体を荒らされないように忌避の役目で植えられました。
球根は有毒性がありますが、鱗茎は石蒜(せきさん)という生薬であり、その成分のガランタミンは、アルツハイマー型認知症の治療薬として用いられています。
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彼岸花の花言葉
彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉は、
「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」などがあります。
彼岸花は別名、死人花、幽霊花、地獄花などの異名?が多く、花の形から、「家に持ち帰ると火事になる」という迷信まであります。
最後に彼岸花の名所で有名な場所を紹介します。
埼玉県日高市巾着田が日本一の彼岸花群生地といわれ500万本も咲きます。
愛知県半田市の矢勝川の堤防
岐阜県海津市の津屋川の土手
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