脇は夏の暑い季節だけではなく、一年中汗をかく部所です。
脇汗を多くかく人は薄着になる夏は特に気になることでしょう。
今でこそ脇汗を止める制汗剤は色々と販売されていますが、すぐに手に入る市販の制汗剤はあまり効果がないという声も多く聞きます。
しかし、市販の制汗剤でも正しく使えば効果大なのです!
そこで今回は、市販の制汗剤でも効果が出る使い方をご説明します。
制汗剤のタイプは自分に合っている?
まず、制汗剤には大きく分けて下記の2つのタイプがあります。
1)あらかじめ汗を抑えて匂いを出さないようにするタイプ
2)出てしまった汗を拭き取るタイプ
上記1のタイプだと肌に直に塗る「スプレー」「クリーム」「ロール」「スティック」などがあります。
2のタイプには主に「シート」があります。
脇汗や臭いを未然に防ぐのか、汗や臭いの後処理かで使用する制汗剤も違ってきます。
朝出勤前に汗や臭いを出にくくするために、直塗りのロールタイプを使用し昼間に出てきた汗に対してはシートタイプで拭う使い方がベストです。
制汗剤のロール、スプレーなどのタイプには、どのような特徴があるのか?そして自分のライフスタイルに合う制汗剤のタイプはどれか?を把握しておくことが大切です。
次に制汗剤のタイプ別メリット・デメリットを挙げておきます。
自分にはどれが当てはまるのかチェックしてみて下さい。
制汗剤の種類を知ろう!
ロールオンタイプ
コロコロとロールを転がして液体を脇に直塗りする「元祖直塗り制汗剤」。今でも変わらぬ人気商品ですね。
メリット
このタイプは脇に直塗りするため、制汗剤の中でも持続力があります。
デメリット
繰り返し肌に直に塗るため雑菌が容器や液につきやすく菌が繁殖しやすい。
クリームタイプ
手(指)にとり、脇に直に塗り込むタイプです。
- メリット
ヒンヤリ感がないので年中使用できます。直塗りなので持続力があり効果が高い。 - デメリット
クリームを手にとって塗るため手が汚れる。
クリームでもメーカーによって伸びがいいものと悪いものがある。
このクリームタイプは均一に塗るのがポイントです。(持続力に影響します)
(パウダ-)スプレータイプ
制汗剤では一番人気があるタイプです。
- メリット
ヒンヤリ感があり、特に夏に需要がある。パウダースプレーの場合は衣服が濡れずすぐに着ることができる。大きなものから携帯用の小さいものまで種類が豊富である。 - デメリット
持続力がない。ヒンヤリ感が苦手な人には冷たさが辛い。
ステックタイプ
直塗りのリップステックタイプです。
- メリット
直塗りで固形のため液垂れせず塗りやすいく持続力がある。 - デメリット
直塗り、繰り返し使用のためロールタイプと同じく菌の繁殖など、衛生面での問題あり。
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市販の制汗剤の上手な使い方とは!?
上記の制汗剤のメリット・デメリットをよく知り、自分の生活パターンにあった制汗剤を使うようにしましょう。
ちなみに、効果優先ならば、クリームタイプ=ロールタイプ=スティックタイプ>スプレーの順になります。
衛生面優先であればスプレータイプ>クリームタイプ>ロールオン=スティックタイプになります。
タイプにかかわらず制汗剤を使う時に気をつけることは、次のふたつ。
- 脇に汗をかいたらしっかり拭き取ってから制汗剤を使用する。
汗をかいたまま制汗剤を塗布すると、汗によって制汗剤の有効成分が流れ落ち効果でにくくなるためです。
汗取りシートがない場合は、ウエットテッシュまたはテッシュで拭き取るだけでも持続力アップにつながりますので、汗をかいたら必ず拭いて制汗剤を塗布するようにしましょう。
- 制汗剤は、広めに塗るように心がける。
自分が思っているよりも広範囲で汗がでます。脇のくぼみにだけ塗布するのではなく、脇のくぼみから1.2cm広めに塗るようにすると効果大です。
まとめ
制汗剤のメリット・デメリットをよく理解し、自分にあった制汗剤のタイプを見極める。
手に入りやすい市販の制汗剤でも使い方により十分効果がある。
汗をかいたら拭き取ってから制汗剤を塗布する。
制汗剤は脇のくぼみより1,2センチ広めに塗布する。
今回は、いかがでしたか?
脇汗に悩んでいる人は多くいます。市販の制汗剤を上手く利用して、自分にあったタイプと使い方を身につけて少しでも解消されるといいですね。
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