夏になると、お世話になっている人に暑中見舞いや残暑見舞いを出しているという人も多いことでしょう。
暑中見舞いや残暑見舞いは年賀状と異なり、割と自由な内容を書くことができます。
冒頭に「残暑見舞い申し上げます」など、暑さを見舞う趣旨を守れば、結婚、引っ越し、出産など近況を報告するのに便利ですね。
年賀状のやり取りはするけれど、今は元気に過ごしているかしら?と、なかなか会えない方々に送ってみてはどうでしょうか。
今回は、残暑見舞いの簡単な書き方と、無料でテンプレートをダウンロードできるサイトを紹介します。
残暑見舞いの書き方
季節の挨拶
「残暑お見舞い申し上げます」などの決まり文句です。
ちなみに、残暑お見舞いには、以前書いた「大暑の候」は使いません。
安否を尋ねる言葉/自分の近況報告/先方の無事を祈る言葉の流れで書けばいいでしょう。
わかりやすいように例を書いて見ますね。
例)毎日暑い日が続いていますが、体調は崩してないでしょうか。
こちらは、30℃を超える日々で流石に溶けてしまいそうです。
子供も○○という職に就き、社会の荒波に揉まれていると連絡がありました。
そろそろ結婚してほしいとも思うのですけど…。
今度、そちらに行こうと計画を立てています。
都合が合えば、ゆっくりお茶でもしませんか?
まだまだ暑い日が続きますね。熱中症には十分気を付けてお過ごしください。
など、書き方は自由です。お友達に出す場合は、丁寧な言葉でなくても良いでしょう。
日付
「拝啓」や「敬具」などの結語は必要ありません。
日付は「○○年○月」のみで大丈夫です。
「平成○○年 晩夏」などと書くことも多いです。
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残暑見舞いを送る時期
残暑見舞いは暑中見舞いと異なり、明確な時期が決められています。
立秋以降(8月8日)から8月31日までとされ、遅くても8月中に送る
のが一般的とされます。
超便利!無料テンプレート
私もよく利用させてもらっているテンプレートサイトを紹介します。
和風の金魚や水彩の風鈴、色づく鬼灯など種類が豊富です。
Wordデータになっているものもありますので、簡単に文章を作成、印
刷ができます。
- 暑中見舞いはがき素材 http://www.ohana-print.net/summer/
はがきテンプレートの種類が沢山あります。
テンプレートは「文字入り」と「文字なし」が選べます。
- 夏のおたより郵便葉書(かもめ~る)
言わずと知れた、日本郵便から、暑中・残暑見舞い用に発売されている郵便はがきです。
全国の郵便局や日本郵便のwebサイトの切手shopで買うことができます。
注文した「かもめーる」は、指定の郵便局か指定の住所で受け取ることができ、料金は受け取りの際に支払えば大丈夫です。
年賀状のように、くじ付きなのが人気です。
パソコンを使って作成するのではなく、あえて直筆で書く風情ある残暑見舞いを送りたい方にはおすすめです。
いかがでしょうか。
メールやLINEが使われる今、思いがけず清涼感あふれる絵葉書のお便りを受け取るのも嬉しいものですね。
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