この時期になると、「大暑の候」という言葉よく聞きませんか?
暑中見舞い等、時候のあいさつにに使われる事が多くあります。
そこで今回は、「大暑の候」とはなんぞや?と思ったので調べてみました。
「大暑の候」の読み方は?
「たいしょのこう」と読みます。「たいしょのそうろう」ではありません。
意味は、一年で一番暑い時期を表す言葉です。
まず、「大暑」とは、中国で作られた二十四節気(にじゅうしせっき)という季節の基準があり、その内のひとつで7月23日から8月6日あたりまでの事を言います。
「候」というのは、一定の期間を表す言葉です。
これを合わせて、「大暑の候」といい、現代風にいえば、「暑い季節になりましたが」となります。
7月23日~8月6日頃に手紙を出す場合は「大暑の候」で始まれば間違いありません。
ただし、二十四節気は太陽の動きを基準にしているため、毎年同じと言うわけでなく、多少前後します。ちなみに2016年は7月22日です。
大暑の日は次のように変わります。
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今年(2016年)の7月22日の次は東京オリンピックが開催される2020年が同じになります。
季節もハートも2020年は、暑いあつい夏になりそうですね。
と、いうことで大暑は7月22日から8月6日と覚えておいて良いでしょう。
そうそう、7月23日は天ぷらの日でもありますよね。^^
天ぷらで思い出しました!
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夏バテ防止三大食記念日?
話しそれますが、夏バテ防止三大食記念日ってご存知でしょうか?
天ぷらの日(7月23日)
土曜の丑の日(2016年は7月30日)
焼肉の日(8月29日)
なんだそうです。
夏バテしないように、しっかり栄養とって頑張りましょう!と言う意味だと言われています。
土曜の丑の日とはいいますが、大暑の天ぷらは、まだまだ定着してませんね。
大暑にはみんなで天ぷらを食べて一大行事にしたいものです。(笑)
さて、時候のあいさつで始まれば、必然的に結びの言葉はどうする?ってことになります。この場合は、「暑さ厳しい折、くれぐれもお体ご自愛下さいませ」と結べばいいです。
いかがでしたか?
今年は「大暑の候」を使って、懐かしい人への暑中見舞いハガキを出してみてはどうでしょう?受け取った相手もきっと喜ぶこと間違いなしですよ♪
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