子供が急に鼻血を出して慌てたことありませんか?
よくティッシュペーパーを丸めて鼻に詰めてる子供を見ることがありますが、鼻血を止める方法としてはオススメできません。
鼻の穴にティッシュを詰めておけば血が止まると思ってのことでしょうが、もっと簡単に鼻血を止める方法がありますので紹介いたします。
子供の鼻血を少しでも早く止めるには
大人が焦ってしまうと、子供もあせり興奮してしまいます。興奮すると止まるものも止まりません。まずは「鼻血出ちゃったね♪」くらいの余裕を見せて対応しましょう。そうすることで子供も安心します。
鼻をつまむ
子供が小さい場合は、両鼻をつまむと苦しくなるので、鼻血が出ている片側だけでもいいです。
下を向かせる
座らせてから顔を下方向に向かせるようにします。上を向かせてしまうと血が喉に入り飲み込んでしまいます。慣れない鼻血を飲むことで気分が悪くなる場合がありますので必ず下方向に向かせます。
鼻血がでると、よく上を向かせて首筋を叩く人がいますが、あれは何の意味もありません。
眉間のを冷やす
眉間には鼻に通じる動脈があるため、ここを冷やすことで血液が固まりやすくなります。氷で冷やすのがいいですが、近くにない場合はハンカチやタオルに水を含ませてあてるだけでも効果はあります。
5分程度このままの状態で様子を見ます。鼻をつまんでる手を離すと一瞬溜まっていた血が出ますが、その後止まります。それでも止まらないようでしたら病院に連絡して相談して下さい。
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なぜ子供は鼻血を出しやすいのか?
子供の場合、鼻血の多くが「鼻をほじる」ことが原因です。
では、なぜほじるのでしょうか?これはクセもありますが「アレルギー性鼻炎」も関係してきます。アレルギー性鼻炎になると、鼻の中が、むず痒くなるためについついほじってしまうのです。
アレルギー性鼻炎を治せば鼻血も解決します。
子供の鼻血が止まったら、しばらく安静にして、鼻をいじらせない、熱いお風呂は避けるなど注意が必要です。
危険な鼻血
一般に鼻血は鼻の穴に近いところ(キーゼルバッハ部位)から出ます。
これが鼻の奥から出るようでしたら、何かしらの病気が原因で出血する場合があります。また、ダラダラと流れ出て一向に止まらない場合も病院に連絡して見てもらいましょう。
子供にかぎらず、病気により鼻血が出る場合があります。
特徴としては、ダラダラと止まらなくなります。糖尿病や白血病などの病気がそうです。白血病で白血球が多くなると血止め作用が効かなくなり鼻血が止まらなくなるのです。
また、糖尿病は血管が弱くなり少しの刺激で出血しやすくなります。このような症状がある場合はすぐに病院へ行き、診てもらいましょう。
いかがでしたか?
鼻血を早く止める方法を身に付ければ、子供のみならずイザという時に役に立ちますので、是血覚えておきましょう。
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