身近な人との会話や態度に「あれっ!」と思ったことありませんか?
それは認知症の初期症状かもしれません。高齢者が増えて認知症という言葉も一般に使われてきました。認知症=高齢者と思いがちですが若年性認知症という言葉もあるように、若い世代の認知症も増えています。
その中でも多いのがアルツハイマー型認知症です。
今回はこのアルツハイマー認知症について調べてみました。
アルツハイマー型認知症とはどんなもの
アルツハイマー認知症になるのは、男性よりも女性が多く、記憶障害、判断力低下、見当障害などの症状が出ます。
記憶障害
物忘れが多いのが特徴です。物忘れは誰にでもありますが、一般的に指摘されれば「そうだった!」と思いますが、アルツハイマー認知症の場合、指摘されてもそもそも記憶がないため、「そうだった!」とは思い出せません。
なので、繰り返し同じことをしてしまいます。
判断力低下
自分で判断することが困難になります。
例えば洋服を着る場合にもどの服を着ていいのか分からずに、暑い夏にセーターを着たりとチグハグな格好になります。夏=暑い=薄い服=涼しいと、判断ができなくなります。
見当障害
自分が住んでいる家の中で迷子になったりします。
お風呂場や、トイレがわからなくなったり、買い物でも何を買うのかわからなくなり、とんでもないものを買ってきたりします。
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アルツハイマー型認知症は怒りっぽい?
アルツハイマー型認知症の初期症状のひとつに、「怒りっぽい」というものがあります。
これは自分の感情をおさえることができなくなり、相手かまわず、表に出してしまうからです。
また、できない自分に腹を立て自己嫌悪の反動で当たり散らしたりします。
しかし、怒りっぽくなったからアルツハイマー型認知症かといえば、一概にそうとはいえませんので他の症状があるかどうかチェックして判断することが大切です。
怒ったばっかりに認知症呼ばりされたら、本人はたまったもんではありません。
アルツハイマー型認知症で怒りっぽくなったら、反論せずに、怒っていることを認めてあげると安心して落ち着きます。
それから、怒る前には必ず前兆があります。
その時に話題を変えると怒るのを忘れてしまい怒らずに済みます。
現在、高齢者の4人にひとりがアルツハイマー認知症と言われています。また、誰にでもなりうる病気の一つであることはまちがいありません。アルツハイマーをよく理解して、日頃から予防する事が大切です。
最後に、アルツハイマー型認知症になりやすい人をあげておきます。
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各項目に当てはまる人は要注意です。少しずつでも改善したいものですね。
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