夏バテや疲労回復、高血圧にクエン酸が効果あるのはご存じですか?
なかなか疲れが取れない時や、高血圧で生活習慣に気を遣ってる方には、あまりお金をかけずに改善できる手軽な方法です。
クエン酸には、いろいろな効果が期待できますが、今回は高血圧とクエン酸の関係を調べてみました。
高血圧で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
血圧が高くなる原因と引き起こす病気とは!?
原因として考えられるもの
血圧が高い原因と考えられることは、大きく分けると遺伝と生活習慣のふたつです。
その他には、偏った食生活(不規則な食生活)、睡眠不足、運動不足、更年期(女性に多く女性ホルモンが減少することによって起こる)長時間のデスクワークなどがあげられます。
自分に当てはまることがあれば、要注意です。
高血圧が引き起こす病気
高血圧が原因で引き起こす病気には、動脈硬化ははじめ「脳梗塞」「脳出血」「狭心症」「心筋梗塞」「腎障害」「糖尿病腎症」などがあります。
高血圧による動脈硬化は下記のサイトで説明しています。
【国立循環器病研究センター】
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/disease/hypertension.html
クエン酸が効く理由
高血圧は、血管内の壁にゴミやコレステロールが溜まったりすると、血管が細くなり血液の流れが悪くなります。
流れが悪くなると、正常に流そうとして血液を送り出すポンプ役の心臓の働きが激しくなります。これが高血圧です。
クエン酸には、血液をサラサラにする効果があります。
医療現場では、輸血用にクエン酸ナトリウムが混ざっています。これは血液が固まるのを防ぐためなのです。
このクエン酸効果により血管内の汚れを取り除き、血液をスムーズに体内に運びます。これによって心臓の負担が減り高血圧が改善されるというわけです。
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血圧を下げるためのクエン酸摂取法
クエン酸といえば酸っぱい食べ物、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の食べ物に多く含まれているのはご存知のとおりです。
それを食べるのもいいのですが、おすすめは無水クエン酸です。価格も安く手軽にクエン酸水を自分で作ることができます。
なぜ自分で作ったほうが良いのかをご説明しますね。
今やクエン酸もたくさんの種類が販売されていますが、飲みやすくするために、味を重視して、クエン酸の他に余分なものまで配合されている商品があるためです。
クエン酸の作り方は、1Lの水に無水クエン酸を2g程度を溶かせばいいだけなので簡単です。
さらに食用の重曹を入れれば炭酸水にもなります。
1日のクエン酸摂取量の目安は、成人で2gから5g程度です。いっきに飲めばいいというわけではなく、こまめに摂り、尚且つ継続するのがコツです。
クエン酸の効果は体内に入り2時間程度です。はじめは酸っぱくて飲みづらいかもしれません。その時は、クエン酸量を減らし、飲みやすくして徐々に加えていくようにするといいでしょう。
クエン酸のデメリット?
クエン酸が高血圧に良いのはおわかり頂けたと思います。しかしデメリットもあります。
クエン酸の過剰摂取による異常は報告されていませんが、酸性が強い食べ物、飲み物は、歯のエナメルを溶かすといわれます。
常に口に含んでいないかぎり、普通に飲んでいれば問題ありませんが、心配であれば飲んだあと水で口をゆすいだり、故意に唾液を出して口の中を掃除するといいようです。
ストローを使って飲むのも、クエン酸が歯に触れないのでいい方法です。一般に、体にいいものは、他のどかかに悪い影響を及ぼすという事が結構多くあります。
また、胃が弱い人は、酸により胃がただれる場合もありますので、負担にならないように、薄めにして飲むようにしましょう。
まとめ
私たちの体の正常な状態というのは、アルカリ性体質です。それを酸性に変えてしまうものがあります。
それが「疲れ」なのです。疲れを取り除くことが体にいいことは言うまでもありません。
全ての病は何らかの「疲れ」から発症します。
ですから「疲れ」を取り除く、または疲れにくい体質にするのが一番の療法なのです。
現在人気の水素水も、体をアルカリ性にする為に効果があると言われています。日頃からストレスを貯めず、十分な睡眠をとり、疲れにくい体質にしていきたいものですね。^^
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