さぁ、待ちに待った夏休みに突入です。
子どもたちは喜んでいますが母親にとっては憂鬱な期間でもあったりもします。(笑)
夏休みの定番といえば、朝のラジオ体操ではないでしょうか?
このラジオ体操のあれこれ調べてみましたので紹介します。
ラジオ体操の由来、なぜやるの?
今からさかのぼることと88年前(昭和3年11月)現在のかんぽ生命である
逓信省簡易保険局(ていしんしょうかんいほけんきょく)が天皇即位を記念して
「国民健康体操」と言う名の元に朝7時からNHKで放送が始まりました。
なお、全国放送となったのは翌年昭和4年。
ちなみに、逓信省が保健事業(簡易保険)を始めたのは1916年(大正5年)のことです。
世界で初めてラジオ体操が行われたのは、1868年アメリカで、
今のメットライフ生命保険の前身、メトロポリタン生命保険が
行ったのがはじまりです。
この体操を元にして日本のラジオ体操が作られたと言われています。
画像引用:メットライフ生命
ラジオ体操の時間は?
ラジオ第一 6:30~6:40
ラジオ第二 12:00~12:10
再放送は日曜除く
ラジオ第2(再)8:40~8:50 15:00~15:10
ラジオでなくテレビ体操なら高齢者や体の不自由な方にも簡単にできる
「みんなの体操」も放映しています。
NHK総合テレビなら11:30~11:35(月から金)
画像引用:NHK
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ラジオ体操はなぜ朝!?
体を動かすことによっ神経や血液の循環が活発になり、覚醒効果が得られる事が最大の理由です。
人は朝起きてから通常の状態になるまで(覚醒される)約3時間位かかると言われています。
この覚醒される時間を短くして「1日を有意義に過ごしましょう」というものです。
早く覚醒させるには、体を動かすこと、いわゆる軽めの体操か散歩が最適なのです。
ラジオ体操第一と第二はなぜある?
ラジオ体操第一は一般家庭向けに作られ、ラジオ体操第二は職場向けに作られました。
従って第一の運動自体は敷居が低く、激しいものではありませんん。
ラジオ体操第一
ラジオ体操第二
ラジオ体操で体を曲げるときはなぜ左から?
ヨーロッパの軍隊が起源だと言われています。
歩くときのかけ声も「左、右、左、右・・・」と左が先と同様に、ラジオ体操でも左優先になったと言われています。
なぜ夏休み全期間やらない?
地域によっては全期間やるところもあるようです。
大体は7月いっぱいや、お盆前までと期間を設けているところが多いです。
ラジオ体操は子供会や自治会で運営し、当番制で親が交代しながら担当します。
共稼ぎの家庭が多くなり時間が取れないとの理由や、近所の騒音問題から年々期間が短縮される傾向にあます。
将来はラジオ体操自体無くなってしまうかもしれませんね。
いかがだったでしょう?
今回はラジオ体操をアレコレを書いてみました。
私たち子供の頃は、楽しみの一つでもあった行事のラジオ体操。
この行事が年々薄れていくのも、なにか寂しいような気もします。
ラジオ体操してると、「あぁ~夏休みなんだなぁ」って実感が湧き、終わったあとにカードに体操をした証?のスタンプを押してもらうのが何故か楽しみでした♪
しかし、時代の流れには逆らえないので、夏休みの行事として、新たな楽しみができるといいですね。
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