季節による肌荒れならば、治すのは意外と簡単だったりします。しかし、年中肌荒れしているのであれば角質培養をしてみてはどうでしょう?
やり方次第で肌が生まれ変わり、ツルスベ肌になります。これをやらない手はありません。肌荒れにお悩みならぜひ試してみてはいかがでしょうか?
肌荒れになる原因
まず、肌荒れになる原因を考えてみましょう。
- 内臓の不調(異常)
内蔵に異常があると顕著に肌に表れます。まず、自分の健康をチェックしてみましょう。
- アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)となるものによる
- 乱れた生活習慣
夜更かし、睡眠不足、偏食、喫煙などによる肌荒れ
- ストレス
ストレスは肌には大敵です。過度のストレスによってお肌はボロボロになります。
上記原因を解決するだけで肌荒れが解消する場合もありますので、まずは、肌荒れの原因をひとつひとつ見直して見ましょう。それでも変化がない場合は、角質培養を行うといいでしょう。
角質培養とは
角質培養とは、肌荒れなどで薄くなった角質をターンオーバー(新陳代謝)が正常になるまで、肌に刺激を与えず、手を加えないことを言います。
とは言ってもケアしないことではありませんので、その点は注意して下さい。
また、角質培養が合わない体質の人もいますので注意が必要です。
角質培養をやってはいけない人
- 脂症の人
テカリ肌の人が角質培養をすると、他の肌トラブルになる可能性が大です。なので、まずはテカリ肌を改善してから行ないましょう。
- ニキビ、吹き出物が多い人
ニキビは毛穴の詰まりが原因です。この詰まりの状態で角質培養をすると、さらにニキビが増えてしまう恐れがありますのでニキビを治すことが先決です。
- アレルギー体質(アトピー)の人
アトピーなどのアレルギー体質の人で肌に「赤み」などの症状がある場合、角質培養することにより、さらに悪化させてしまうことがあるので、避けたほうがいいです。
- 乾燥肌の人
角質培養は乾燥肌に効果あるといわれます。乾燥肌と言ってもピンキリで、どこからが乾燥肌なのか難しいですが、人によっては乾燥肌がさらにひどくなってしまう人もいますので、極端な乾燥肌の人はやめたほうがいいです。
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角質培養のやり方
角質培養は、言い切ってしまえば、角質を「取らない」ということです。現在出回っている化粧品をはじめケア用品は本来の肌が持っている働きの邪魔になります。
角質はまだ落ちなくていいのに、無理に落としてしまったりと・・・。このようなことが当たり前になってきて、気が付くと肌がボロボロで取り返しがつかない状態になっていたりします。
若い時に角質培養に気がつけばラッキーです。
角質は、本人が意識して落とそうとしなくても、日常生活の中で知らず知らずに落ちてしまいます。それが自然な落ち方なのです。
しかし、様々な化粧品だったり、美容器具やケア用品の使用で故意に角質が剥がされてしまいます。そうすると、肌はすぐに修復しようとして急いで新しい細胞を作ろうとします。
これが完全な細胞であればいいのですが、大急ぎで作るため不完全な角質になり、ハリのない肌や乾燥肌、黒ずみを発生させてしまいます。
良かれと思ってやったピーリングもアダとなってしまいます。
洗顔
ケミカル成分はNG!ノンケミカルを使用しましょう。
洗顔は、ゴシゴシ洗わない、タオルで顔を拭くときもこすらず顔に当て水分を取るるようにします。
スクラブ洗顔ソープや合成界面活性剤が入っている洗顔ソープはNG!
成分に注意して、シンプルに作られた固形石鹸がおすすめです。角質培養中はオイルクレンジングは使用してはいけません。
保湿
なにもしないと言っても、最低限することはあります。というよりも、しなければならないのが保湿です。セラミドの入った化粧水や乳液を選ぶといいでしょう。
紫外線の遮断
完全に遮断できるものではないので、日焼け止めを使うことになりますが、その際は厚塗りはせずに薄めにして、あとは帽子や日傘で防ぎましょう。
いかがでしたでしょうか?
角質培養はすぐに結果がでるものではありません。1~2ヶ月で効果がでる人もいれば半年掛かる人もいます。気長に継続する事が、成功させるためのコツです。
角質培養中、肌に異常が見られたら皮膚科で事情を説明し、早めに診断してもらいましょう。
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