「チョットうちの子、変わってるかも?」そう思ったら、要チェック!
子供を産んで1歳くらいになり、毎日我が子を見ているとそう思うこともあります。
人は生まれながらにして、みんな同じでなく個人差があるものと頭でわかっていても、他の子どもと比べて判断しがちです。
自閉症の赤ちゃんの行動には特徴があります。
今回はその特徴を紹介しますので、もしや自閉症では?と思った時は、これから紹介する項目をチェックしてみて下さい。
3つの能力障害について
自閉症は3歳くらいまでに見つけるのは難しいといわれますが、以下の3つの能力障害が認められると、自閉症と診断されます。
他の人と関わりを持つことができない(対人関係障害)
自分と他の人の立場の位置関係がわからず、いっしょに遊ぶことができません。
コミュニケーション能力の障害
言葉を理解できず、言葉が出ない時があります。
相手の言葉を繰り返したり、同じ言葉を何度も言ったりするのが特徴です。
想像力の発達障害
自分がしてほしいことをうまく伝えられない。
思ったことと違うことをされると、どうしていいかわからず、パニックに陥ることがある。
以上のようなことがあれば、自閉症の疑いがありますので医療機関に相談されることをおすすめします。
赤ちゃんが自閉症であれば、必ず前兆があります。
次は、自閉症であれば、表れるであろういくつかの症状を紹介します。
こだわり
自分が興味をもつものしか興味を示さない。
赤ちゃんの時は、動くもの色など見るものすべてが珍しく、興味を持ちます。
しかし限られたものしか見ない、触れないなど、一定のものしか興味がない。
多動
子供は一般に、よく動きますが、自閉症の場合は意味のない動きが多く、休むこと無く動き続けます。
落ち着きがなく、チョット目を放した隙にとんでもない所に行ってしまう場合もあります。
意思疎通
わけの分からない言葉を言うことがあります。
そうかと思うと、言葉を使って相手にうまく伝えられないため、自分のしてほしいことがあれば、手を掴んで、「これをやってほしい」という動きをします。
これをクレーン現象といいます。
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感覚麻痺(パニック)
言葉で表現したり、伝えたい事も伝えられないために、自分の予想を反する時があると頭が混乱して、パニック状態になってしまいます。
その結果、自分を叩いたり、自分の腕を噛みついたりと自傷行為になる場合があります。
睡眠異常
夜中まで寝ない、朝早く起きてしまうなど、睡眠のサイクルにあきらかに異常があります。
自閉症と一口で言っても、行動はさまざまです。
特定の音を嫌がる、抱っこを嫌う、奇声をあげるという症状もあります。
自閉症の赤ちゃん(子ども)をもつ、親御さんは大変かと思います。
ただ、自閉症の人のほうが、ひとつのことに集中、没頭できたりと、時として有利なこともあります。
それに、自閉症は一生治らないといわれていますが、最近ではそうではありません。
海外の健康関連ニュースで「自閉症は完全に治るケースも少なくない」との研究結果が出ています。
サイトを紹介しておきますね。
最新健康ニュース
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/autism_outgrow/
自閉症は、胎児の頃に脳に何らかの障害が出てしまったのが原因といわれています。
決して育て方や環境が原因ではありません。
くれぐれも自分を責めたりしないで下さい。
「もしや、自閉症?」と思う不安を元に、この記事を書かせてもらいました。
少しでも役にたってもらえると嬉しいです。
また、思い当たる項目があれば、迷わず診断を受けて下さい。
早めの行動が救われる時もありますから。
最後に、全国の自閉症協会を紹介しておきます。
自閉症協会本部・支部
http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/adbook/asjbranch.html
お子さんが1日も早く良くなることをお祈りしています。
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