最近、家で飼ってる猫がトイレで用を足さなくなって困ってませんか?
って、困っているのは家だったりします。^^;
我が家では、猫を2匹飼っています。
トイレに関しては、娘猫の方はおりこうで、親猫は普段は賢いのだけれど、たまに違うところで用を足して(粗相)しまいます。
このことに、ずっと困っていて、いろいろな方法を試しました。
やっと最近トイレでするようになったので、その方法やそれまでに調べたことをシェアしてたいと思います。
同じ悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
少しでも参考になれば嬉しいです。
猫のトイレ事情
【我が家の状況説明】
- 親猫(老猫20歳)、子猫15歳
- 2匹いるので、猫のトイレ(箱型)も2つ、フチの高さが違うものを使用してます。
- フチの高さが違うのは、特に意味はなく親猫が子猫を産んだので、追加購入。
- トイレの中には、市販の猫砂をいれて、普段は、行き来しないフローリングの廊下に設置。
- 子供猫のほうはトイレ内で用を足すのですが、親猫がトイレの外でしてしまう。
- 砂との相性が悪いのか?と砂を犬用シートに変更したら、親猫もトイレで用を足すようになった。
- やれやれと思っていたのもつかの間、親猫がやっぱり違う場所で・・・。
- 家の中の、とんでもないところでするわけでなく、トイレの側。
という状況でした。
そこで、
- なぜトイレでしないのか
- 猫の気持ち
- トイレのしつけ方
等について調べました。
なぜトイレで用をしないのか?
粗相をしてしまった場合、つい感情的になって怒ってしまいました。
これはやってはいけないことみたいです。
人間が怒るとことにより猫は場所が悪いとは思わず、用を足すことを怒られたと勘違いします。
怒られたことによって、おしっこしたくても我慢してしまい、泌尿器系に障害が出てしまうこともあるようです。
それと、たいせつなのは、粗相してしまったところの臭いを完全に消すということです。
猫は自分の臭いのするところで用を足す習性あるので、軽く拭きとっただけでは臭いは消えず、また同じ所で用を足してしまいます。
フローリングの床でしたら、お湯をかけて拭き取り、さらに消臭剤で匂いを消しておきます。
※ 消臭剤は動物用のものを使いましょう。布用の消臭剤は猫には危険です。 消臭スプレーで人気あるファ◯◯◯ズなどはやめておいたほうが無難です。 |
トイレ以外でしてしまう粗相の原因としては、次のようなことがあげられます。
粗相の原因
-
- 与えられたトイレが好きになれない
- トイレまわりの環境が気に入らない
- 猫砂が好みでない
- 引っ越しなどで環境が変わった
- 歳を取ってボケが入ってきた
粗相対策
- トイレと猫砂を変えてみる
- 粗相した場所に入れないようにする
- トイレを増やす
- トイレは常に清潔に保つ
- 運動をさせてストレスを減らす
- 老猫の場合、トイレのサインをみて連れて行く
- オムツをする。
- 猫にとって心地よい場所を作ってやればいいわけです。
では、猫の理想とするトイレとはどのようなものでしょうか?
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猫の気持ち
これは自分に当てはめて考えればいいようです。
すぐに思いつくだけでも・・・
- 手軽に行ける、近い所にある
- 静かである
- きれいな環境
- 清潔である
- バリアフリー
- 急かされない
これを猫にも当てはめてあげればいいわけです。
猫のトイレのしつけ方
1匹の場合
トイレのサインを出したら、トイレに連れて行って用を足させる。
この場合人が見ていても猫は恥ずかしがりませんから、見ていてあげましょう。
終わったらほめてあげます。
そうすると、自分の臭いを覚えますので、次回からはひとりでできるようになります。
※ 猫のトイレサインとは
- 床の匂いをかぐ
- お尻をムズムズさせる
- 床を爪でひっかく(穴を掘る仕草)
多頭飼いの場合
親子関係の猫であれば、親猫がトイレに行ったら、子供猫もトイレに連れて行き親猫が用を足してるところを見せてあげる。
親子関係であれば、この効果はかなり高い研究結果がでています。
猫には特殊な「模倣学習能力」が備わっているので、見せることにより本能的に覚えます。
多頭飼いのトイレ事情
当然ですが、トイレは猫の数だけ用意します。
理想としてはひとつか2つ多めにあるといいですが、住宅事情もありますから・・・。
トイレの種類は箱型からドーム型といろいろあります。
猫がどれを好むかによっても違ってくるのですが、どうしてもトイレでしないようでしたら、トイレの種類を変えてみるのも効果的です。
老猫の場合は、またぎやすいように、フチがあまり高くないものを選んであげたほうがいいかもしれません。
それと大事なのが、大きさです。
小さいものよりも、大きめのトイレのほうを好みます。
私たちも同じですね。^^
なので、トイレを置くスペースの問題もありますが、出来る限り大きいトイレを用意してあげましょう。
以上、猫のトイレのしつけ方を書いてみました。
我が家の猫の場合、決定的な解決方法は、フチの低いトイレに変えたことと、今まで以上に清潔にする事を心がけました。(2匹なので結構大変です)
結果、親猫も決められたトイレで用を足すようになりました。
粗相で怒りたい気持ちをグッと抑えて、愛猫のために快適なトイレ環境を作ってあげれば、猫も喜び、きちんとトイレで済ますようになります。
猫の気持ちを理解して、快適なトイレ作りをしてあげましょう。
いつまで一緒にいられるか分かりませんが、毎日楽しい日々を過ごしたいものですね。
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